WWDCでAppleViosnProの近々の方向性が示された。
動画向けでは紹介されなかった地味だが大切な機能が開発者向けに色々開放されたようだ。
一つは本体についているカメラをアプリ側で利用できるようになった。
ただしかなりプライバシーに引っかかる問題なので、Appleと契約して許可を貰わないと使うことができないようになっている。当面BtoB業務用に限られているようだ。
MetaQuest3のようなゲームやコンテンツ消費の大量消費者個人向けではないという感じだ。
もう一つはマウスなどの外部コントローラー入力が使えるようになる。
ゲームとかではなく工業用マニュピレーターとの連動が考えられる。
例えば脳外科手術に使われているマニュピレーターと連動して手術シミュレーションとかの用途。
現在でもCTスキャンやMRIで読み込まれた情報を元に3Dモデルを作り仮想手術などに使われる。
それがモニターに映された限りある大きさで見ていたものを、空間にでっかい3Dの脳が浮かんでいる状態でそれを見ながらマニピュレーター手術をするなどだ。
視線コントロールもできるので術者は体を動かすことが難しい状態でも視線と音声入力で資料を扱うこともできる。
ニュースではすでに医療機関でAVPが使われているみたいなので、そちらの方向に力を入れつつノウハウを蓄積して今後の消費者向け製品に落としていくのだろう。